Nouji学園×Scuola dei bambini 子ども国際マーケット 活動報告

2026年2月14日、22日、23日と3日間にわたって開催したNOUJI学園後期〜子ども国際マーケット〜(みらいの学校vol.12)。子どもたちが仲間と関わりながら考え、動き、実際に体験する時間となりました。最初は少し緊張していた様子もありましたが、日が進むにつれて自然な笑顔や積極的な姿が増えていき、短い期間の中でも変化を感じられる3日間となりました。


【1日目】

初日はA〜Dのチームに分かれ、自己紹介からスタートしました。はじめは控えめだった子どもたちも、自分の好きなことや最近ハマっていることを話すうちに場の空気がやわらぎ、少しずつ会話も弾んでいきました。チームの雰囲気づくりとして、とても良いスタートになりました。

続いて行ったのは、1〜20までのカードを順番にタッチしていくチームビルディングゲームです。これを3回実施し、「他のチームより速く」ではなく、「前回の自分たちよりどれだけ縮められるか」を目標に取り組みました。1回目は動きが重なってしまう場面もありましたが、回数を重ねるごとに「順番を決めよう」「次の数字を言おう」と自然と工夫が生まれました。タイムが縮まった瞬間の嬉しそうな表情がとても印象的でした。競争ではなく、チームで積み重ねる経験になったと思います。

その後はウガンダ、フィリピン、バングラデシュの紹介を行いました。写真や生活の様子を見ながら、「どうしてこうなるの?」「日本と全然違うね」といった声が多く聞かれました。世界にはさまざまな暮らしがあることを、子どもたちなりに受け止めている様子でした。

ウガンダへの寄付について伝えた際には、「他の地域にも支援できたらいいのでは?」という意見が挙がりました。その場で長い話し合いをしたわけではありませんが、自分なりに考えたことを素直に言葉にできた姿に成長を感じました。その思いを受け、ユニセフへの寄付も行うことになりました。

最後は担当店舗の希望決めを行いました。希望が重なる場面もありましたが、「じゃあ譲るよ」「じゃんけんにしよう」といった声が自然に出てきました。自分の気持ちだけでなく、全体のまとまりも考えようとする姿が見られました。


【2日目】

2日目もチームビルディングから始まりました。手をつないで円になり、フラフープを順番にくぐらせていくゲームです。一見簡単そうですが、実際には体の動かし方やタイミングを合わせる必要があります。「ゆっくりね」「次いくよ」と声を掛け合いながら何度も挑戦しました。成功したときには自然と拍手が起こり、チームでやり遂げた実感が生まれていました。

この日はカナダとネパールの紹介も行いました。気候や文化の違いに驚きながら、「寒い国ってどんな生活?」「山が多いとどうなるの?」など興味深そうに質問していました。自分たちの生活と比べながら考える姿が印象的でした。

後半はイベント準備として、ポスター制作と野菜体験に分かれて活動しました。ポスター制作チームは、ブースの魅力が伝わるように文字の大きさや色合いを工夫しながら取り組みました。「目立たせたいね」「これを書いた方が分かりやすいよ」と自然に意見交換が行われていました。

野菜チームでは、成熟したキャベツを使った栽培体験を行いました。長期間育てたものではありませんが、実際にキャベツに触れながら扱い方を学び、作業の流れを体験しました。2〜3人で協力しながら進める中で、「こうやるんだね」と新しい発見もあったようです。普段あまり触れる機会のない体験ができた時間となりました。


【3日目】

最終日はお買い物タイムからスタートしました。500円券を手に、会場を回りながら何を買うか真剣に考える姿が見られました。すぐに決める子もいれば、何度も見比べて悩む子もいて、それぞれの性格がよく表れていました。限られた金額の中で選択する経験は、よい学びになったと思います。

その後の販売タイムでは、各店舗の方と協力して接客を体験しました。説明をしっかり聞き、実際のお客様対応に挑戦する姿はとても頼もしかったです。最初は少し緊張していましたが、徐々に声も大きくなり、笑顔も増えていきました。中にはやり取りを見てすぐに覚え、自分から動く子もいました。実際に体験することで、自信につながる時間になったように感じます。

3日間を通して、子どもたちは仲間と関わる中で少しずつ変化していきました。最初は遠慮がちだった子も、最終日には自分から声を出していました。「やってみる」「考えてみる」「協力してみる」経験の積み重ねが、確かな成長につながっているように思います。

本イベントは、イオン九州(株)、(株)ダイエー、(株)セブン‐イレブン・ジャパンから「福岡県共助 社会づくり基金」への寄附金を活用により実施することができました。

以下、関わってくださいました皆様に感謝の意を表します。

参加してくださいましたお子さんとその保護者様、出店者の皆様、協力企業として参画してくださいました有限会社がんこ本舗様、ウォータースタンド株式会社様、Footloose様、楽団として演奏してくださいましたハグクミ様、司会の岡田様、チームビルディングをしてくださいましたぐグラッチャ子ども運動トレーニングセンター様、スタッフ協力をしてくださいました九州職業能力開発大学校(九州ポリテクカレッジ)の学生様、スタッフの皆様、実行委員の皆様、後援をいただきました北九州市教育委員会様、

そして共催の機会をいただきました花農丘公園・北九州市立総合農事センター様、

本当にありがとうございました。